ストレスはため込んでしまうから、ある日突然爆発してしまうのです。
小さなかちんとくる出来事が限界までたまり、ついにはあふれ出てしまうのです。
こんなときには日頃から相談できる友人がいると本当に助かります。
自分一人ですべてを抱え込むのではなく、誰か話を聞いてくれる人や、親身に相談できる人が1人でもいるとだいぶ違ってきます。
少しでもストレスを軽減させてくれる「癒し系の友人」は、お守りのような存在になります。
以前私は、仕事上で大変ひどい上司に出会ったことがあります。
少し気に入らないことがあれば舌打ちをしたり、愚痴を吐いたりします。
上司であるにもかかわらず、自分の管理が行き届いていませんでした。
毎日叱られたり愚痴を言われたりして、かなりストレスがたまっていました。
ついには「笑うな」と言われ、仕事上で笑ってはいけないというおかしな注文を押し付けてきました。
そのため職場では笑顔になってはならず、面白いことも楽しいこともない毎日に、ストレスで押しつぶされそうになりました。
案の定、精神的なストレスは体にも異変を来すようになり、そのころから皮膚アレルギーを起こすようになりました。
ストレスのために免疫力が低下し、あふれ出そうなストレスで体が危険信号を出し始めたのです。
医者に診てもらっても「ストレスが原因でしょう」と言われるありさま。
私も正直「やっぱりそうか」と思うほどでした。
そんなときに私を救ってくれたのが、当時付き合っていた彼女でした。
愚痴を言うことがもともと好きではない私は、あえて触れませんでしたが「仕事がつらい」という話だけはさせてもらいました。
ストレスの原因となるような話を仕事の帰りや週末にちょっと聞いてもらえるだけで、心の状態は全然違ってきます。
仕事の実情を聞いてもらい、私も少しずつでしたが回復していきました。
相談できる人は、友人でも親でもかまいません。
もし自分のことを受け入れてくれる人がいれば、時には甘えていくことも必要なのです。
さもなければ、自分が苦しむことになるのですから。