批判ばかりをして、他人をけなすことが癖になっている人がいます。
自分の評価を上げるのではなく、他人の評価を下げることで自分の評価を相対的に上げようとする残念な考えを持った人です。
「自分はこれだけのことを知っているんだぞ。すごいだろ、尊敬しろ」と遠回しに言っているようなものです。
こんな人は尊敬もできず、かっこよくもありません。
批判が癖になっている人は「自分は何て素晴らしいことを言っているのだろう」と自分の言葉に酔っています。
しかし、それを聞いている周りの人たちが吐き気を催していることに、考えたこともないのです。
批判をする人は自分のことは棚にあげておくくせに、他人のことは細かいことまで横やりを入れます。
それは、他人を見下して不快な気分にさせることしか楽しみがないということです。
批判するエネルギーがあれば、自分を磨くことにエネルギーを使いましょう。
批判をする人は、嫌われます。
相手のことを否定する人は、心を開ける友人ができにくくなります。
「いつか自分も言われるのではないか。自分の知らないところで、こそこそ話しているのではないか」と不安になるのです。
人に優しく、自分に厳しくなりましょう。
他人に対しては優しく接して、本当に厳しくなるべき人は自分なのです。