劣等感やコンプレックスがあると、人見知りの克服を妨げることがあります。
容姿が悪い。
身長が低い。
学歴が低い。
貯金がない。
収入が少ない。
劣等感やコンプレックスがあると、無意識のうちに働きかけ、積極性を妨げることがあります。
抑圧された複雑な感情があると、自己肯定感が低下して、卑屈になったりびくびくしたりします。
心にストレスが加わり、自然に会話がしにくい。
劣等感もコンプレックスも、心の状態であって見えるものではありませんが、価値観や生き方に大きな影響を与える要素です。
自己肯定感が乏しいと、何をするにも弱気で消極的になってしまうのです。
こうしたときは、あるイメージが役立ちます。
それは「自信のあること」です。
あなたにとって、自信のあることを思い浮かべてください。
詳しいことや得意なこと。
できれば「これなら相手に勝てる」「これなら誰にも負けない」というものがいいでしょう。
勉強や仕事に限らず、趣味の範囲でもかまいません。
収入につながらないことでも、人生を豊かにしていることなら何でもOKです。
世界一である必要はなく、ほかの人より秀でている程度のことでかまいません。
すべてに勝つ必要はなく、1つでも勝っていればいいのです。
自信のあることを考えていると、だんだんテンションが高くなり、気持ちも明るくなっていくでしょう。
自己肯定感が高まって強気の心が生まれてくれば、堂々とできるようになる。
ある分野の第一人者というイメージを持つと、周りの景色が違って見えるようになります。
高い山の上から周りを見下ろしているような感覚が得られるはずです。
結果として、人見知りの程度が軽減します。
あなたにとって自信のあることは何ですか。
たった1つでいいので「これなら自信がある」と言える何かを思い浮かべてみてください。
もし自信のあることがなければ、これから作っていくといいでしょう。
自信のあることを心のお守りにして、常日頃からイメージしておくことをおすすめします。
劣等感やコンプレックスはあっていい。
自信のあることを1つ考えるだけでいい。
自信のあることが、あなたの人見知りを救う鍵になるのです。