同棲中は、いつでも相手の携帯電話を見ることができる状態になります。
相手が不在のとき、携帯電話が机の上に置いてあれば、無断で盗み見したくなるかもしれません。
「誰に電話をかけているのだろうか」
「誰から電話がかかっているのだろうか」
「どんなメールのやりとりをしているのだろうか」
着信履歴やメールの内容が気になる。
もしロックがかかっていなければ、携帯電話の中身をすべて見ることができてしまいます。
よくない行為とわかっていながら、邪念が湧く瞬間があるかもしれません。
しかし、衝動に駆られても、携帯電話を盗み見するのはマナー違反です。
プライバシーの侵害です。
逆の立場で考えてみましょう。
自分が不在のとき、同棲相手がこっそり自分の携帯電話を盗み見していると、どんな気持ちになるでしょうか。
少なくともよい気分はしないはずです。
不貞行為の確認の一環だとしても、無断で見られるのは不快です。
信用の確認をするつもりが、かえって信用を落としてしまいます。
たとえ携帯電話の中身に問題なくても、そうした卑劣な行為をする相手を信頼できなくなるでしょう。
盗み見も、盗みの1つ。
そもそも携帯電話を見たところで、いいことは1つもありません。
普通の着信履歴でも、疑う気持ちがあると、すべて怪しく見えるでしょう。
単なる業務連絡のメールも、不安な気持ちがあると、すべて不審に見えるでしょう。
問題があってもなくても、トラブルに発展しやすくなります。
携帯電話を盗み見すると、別れと同棲解消を促してしまうのです。
気になって仕方ないなら、相手に直接お願いすればいいことです。
相手から許可をもらえば、大きなトラブルになることはありません。
一言許可があるかどうかで、行為の良しあしがまったく変わります。
相手から断られたら、潔く諦めることも大切です。