同棲前からある借金もあれば、同棲中にする借金もあります。
同棲中、パートナーにばれないよう、こっそり借金をしたい状況があるかもしれません。
たとえば「医療費が足りない」「学費が払えない」という状況です。
個人的な問題は、同棲相手には関係ないため、何とか自力で解決したいと考えるでしょう。
そのほか「風俗でお金を使いすぎた」「ギャンブルで大損をした」「訪問販売に騙された」という事情もあるかもしれません。
たしかに後ろめたい事情があれば、相手に相談するのは抵抗が大きいでしょう。
優しい性格の人なら「相手に迷惑がかかるから言いたくない」という気持ちになるのは自然です。
恥をさらすような気持ちもあれば、後ろめたい気持ちもあるでしょう。
しかし、相手に関係なく、後ろめたい事情があったとしても、黙って借金をするのはよくありません。
自分の借金は、ゆくゆく相手にも関係する可能性があるからです。
夫婦やカップルであっても言えない秘密はあっていいですが、隠していいことといけないことがあります。
借金関連は、隠してはいけない秘密の1つです。
同棲中の借金が絶対悪いわけではありませんが、せめて同棲相手に黙って借金することだけは避けたい。
もし借金問題が発覚すると、信用や信頼を深く傷つけることになります。
夫婦にとっての借金問題は、信頼関係に直結する問題です。
したがって、お金がなくて困ったときは、後ろめたい事情があったとしても、きちんと相手と相談するのが得策です。
たとえ恥をさらすことになったとしても、相談は必要不可欠。
相手に関係ない事情なら、報告だけでもかまいません。
「こういう事情がある。ごめんね」と正直に伝えておけば、借金をすることになっても信頼関係の致命傷は避けられます。
借金は大変デリケートな問題です。
金額が大きくなればなるほど、責任も悪影響も大きくなります。
相手に隠れて借金することだけはないよう注意しましょう。