同棲は、大変とは限りません。
一般的に「同棲は大変」と思われがちですが、中には逆もあります。
「思ったよりスムーズ」というケースです。
特に違和感がない。
価値観や生活習慣に問題もない。
対立も喧嘩もなく、普段どおり仲良くできている。
覚悟をしたうえで始めたものの、意外とトラブルもなく、スムーズに同棲できることがあります。
もともと似たもの同士なら、なおさらです。
一緒に暮らしても、快適でスムーズに生活できることがあります。
同棲では前もって期限を決めておきますが、無理やり期限まで同棲を続ける必要はありません。
しばらく同棲を続け「問題ない」と確認できれば、早めに同棲から結婚にステップアップすることも可能です。
しかし、予定より早く同棲を終わらせるのはいいですが、あまりに早すぎるのは要注意です。
同棲期間が短すぎると、きちんとした確認が難しいからです。
たとえば、たった1週間の同棲で良しあしを判断するのは早計です。
同棲を始めてしばらくは緊張感があるため、なかなか本当の様子を知るのは難しい。
普段と変わらないように思えても、演じているだけかもしれません。
問題がないように思えても、気遣っているだけかもしれません。
お互いの本当の様子は、ある程度長く同棲を続けないと、さまざまなパターンを知ることができません。
喧嘩をしたとき、二日酔いになったとき、生理になったとき。
仕事でミスをしたとき、休日出勤になったとき、残業で帰りが遅くなったとき。
睡眠不足になったとき、生活がすれ違ったとき、病気で寝込んだとき。
普段は問題がないように思えても、あるときに意外な側面を知ることもあるでしょう。
そのため、きちんと同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要があります。
一概には言えませんが、できれば3カ月以上は続けたい。
どんなに短くても、1カ月は続けておくのが無難です。
ある程度の期間があってこそ、お互い本当の様子を確認できます。
道を踏み間違えないためにも、油断は禁物です。