執筆者:水口貴博

同棲がうまくいく30のルール

12

同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。

同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。 | 同棲がうまくいく30のルール

お金のルールの中に、やめておくほうがいいルールがあります。

「財布を1つにする」というルールです。

「自分はお金の管理が苦手だから、相手に全部任せたい」と思う人もいるかもしれません。

お金に無頓着な人は、パートナーにお金の管理をすべて任せたいと思うでしょう。

「夫婦のような関係だから、財布を1つにして、一緒に家計を管理したい」と思う人もいるはずです。

同棲の段階でも、財布を1つにした管理方法は不可能ではありません。

しかし、同棲段階で、財布を1つにする状態は注意が必要です。

夫婦の場合「財布を1つにする」という家計の管理方法がありますが、あくまで夫婦だから許されることです。

夫婦の場合、法的に「婚姻関係」が成立していますが、同棲段階ではまだ恋人関係です。

恋人関係でも、法的には他人同士です。

たとえ婚約が成立していたとしても、法的な保護が不十分です。

財布を1つにしてお互いの収入を管理したくても、同棲は、まだ恋人関係であることを忘れてはいけません。

信用できるパートナーとはいえ、何らかのお金のトラブルが起こる可能性もあり得ます。

万一に備えた対策としても、同棲段階で財布を1つにするのは少々早すぎると言えるでしょう。

パートナーの出費が気になるなら、大きな買い物をしたときの自己申告をお願いしておくのがいいでしょう。

財布を1つにするなら、正式な婚姻関係になってからにするほうが安心です。

同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくことをおすすめします。

同棲がうまくいくルール(12)
  • 同棲を始めても、2人の財布は別々にしておく。
同棲中でも、プレゼントの習慣は大切。

同棲がうまくいく30のルール

  1. 「彼氏彼女」である前に「一緒に暮らす仲間」として見ること。
  2. 同棲で大切な3つの精神。
    「譲り合いの精神」「感謝の精神」「助け合いの精神」。
  3. できるだけ明るい同棲を心がけよう。
  4. 家事の役割分担を決めるときの5つのポイント。
  5. ルールは、ほどほどが大切。
  6. ルールを作るときは、理由が大事。
  7. できるだけ一緒に食事をするほうがいい。
  8. 同棲を始めても、挨拶は省かない。
  9. 家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。
  10. 家事は、頑張りすぎなくていい。
    幻滅されない程度で十分。
  11. 家事に完璧を求めない。
    7割できたらよしとする。
  12. 同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。
  13. 同棲中でも、プレゼントの習慣は大切。
  14. プライベートの仕切り線を話し合っておこう。
  15. インテリアの色に迷ったら、白が無難。
  16. 同棲であっても、最低限のプライバシーは大切にする。
  17. パートナーの趣味やこだわりは、安易に否定しない。
  18. 同棲中でも、下着を見せない配慮が大切。
  19. 悪い癖があるなら、同棲を機に直しておきたい。
  20. 同棲中でも、するべきことはきちんとしよう。
  21. 「同棲しているから集中できない」という言い訳は、したくてもしないほうがいい。
  22. 円滑な同棲に必要な、5つの「ない」。
  23. 「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を両方作ればいい。
  24. 1つのベッドで一緒に寝るなら、掛け布団は2枚用意しよう。
  25. 細かいことまで役割分担を決めるのは非現実的。
    「気づいた人がする」というルールがおすすめ。
  26. 同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。
  27. 自宅に異性の友人を呼ぶのは、基本的に控えるのが無難。
  28. 自宅に友人を招くときは、2人で対応するのが基本。
  29. 2人で丁寧に決めたルールであっても、時には見直しも必要。
  30. 同棲でペットを飼うときの5つの注意点。

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