円滑な同棲には、ルールを決めることが大切です。
「~しよう」というタイプのルールを意識しがちですが「~しない」というタイプのルールも重要です。
ここでは、円滑な同棲に必要な、5つの「ない」をご紹介いたします。
同棲は結婚の予行練習ではありますが、お財布を一緒にするには早すぎます。
いくら相手を信頼しているとはいえ、万一と言うことがあります。
またお財布を別々にしていたほうが、同棲では何かと都合がよいでしょう。
お財布を一緒にするなら、結婚してからでも十分間に合います。
事情がないかぎり、同棲中は、お財布を一緒にしないほうが便利です。
同棲を始めたら、身勝手な行動は慎むようにしましょう。
転職・退職・契約など、大きな行動をする前には、まず相談です。
まだ結婚前の同棲であっても、1人の事情は2人の事情になります。
もちろん完全に個人的なことなら相談は不要ですが、2人に関わることなら、相談は必要不可欠。
自分の判断だけでは決めにくいことも、パートナーと相談したうえで決めると、不要なトラブルを防げます。
家事を1人に任せるのは控えたほうがいいでしょう。
気力・体力・精神力には、限界があります。
すべての家事を1人が担うのは重労働です。
同棲はあくまで2人の協力関係が重要です。
生活費を全額出してもらっているわけでなければ、きちんと役割分担を決めて、2人で家事に取り組むほうがお互いのためです。
同棲は二人三脚です。
何でも自分の思いどおりにしようとすると、すぐ対立や喧嘩に発展するでしょう。
もちろん時にはわがままも必要ですが、わがままばかりではいきません。
自分勝手に振る舞ってばかりでは、パートナーを不快にさせ、同棲が困難になります。
重要なことならきちんと伝えるべきですが、身勝手な行動や発言なら、控えることも大切です。
趣味・価値観・生活習慣を否定されると、誰でも不快になります。
もちろん迷惑になることなら、改善してもらわなければいけませんが、そうでないならむやみに否定しないことです。
理解できないことでも、否定するより、まず受け入れましょう。
「すごい趣味だね」「面白い価値観だね」「変わった生活習慣だね」と言う程度にしておくのがいいでしょう。