仕事をしていると必ず出てくるのが、不明点です。
わからなければ質問すればいいのですが、実際は心理的な抵抗があり、難しい場合があります。
不明点に対する姿勢は、そのまま仕事の善しあしに影響します。
仕事ができない人は、不明点があっても質問しません。
「質問するのが恥ずかしい」
「質問すると、頭が悪いと思われそう」
「怒られるかもしれない」
「人事評価が下がるかもしれない」
「新しい仕事を任せてもらえないかもしれない」
さまざまな心配や不安が湧き、質問したくても質問しません。
ずっと不明点が解消できないため、仕事もスムーズにできない。
何とかその場をしのぎながら仕事を進める日々が続きます。
そしてある日、不明点があるせいで、大きな失敗を犯すことになるのです。
仕事ができる人は、恥を覚悟の上、勇気を出して質問します。
もちろん何でも質問するわけではありません。
最初は自分で考えたり調べたりして、どうしてもわからないときに質問します。
恥ずかしかったり、頭が悪いと思われたりすることが不安であっても、仕事のために勇気を振り絞ります。
質問をするときは恥ずかしいですが、一時的です。
不明点が解消されれば、仕事がスムーズになります。
業務全体の理解も深まり、ますます仕事が楽しくなります。
勇気を持って積極的に質問をする様子は無駄になりません。
見ている人は見ています。
積極的に仕事をする姿勢は、必ず報われます。
評価は落ちるどころか、むしろ上がります。