仕事ができない人は「変化したくない」と思っています。
変化を嫌うので、毎日同じ繰り返しばかり。
新しく勉強することもなければ、新しい技術を身につけることもありません。
口癖は「別に問題ない」「今うまくいっているから大丈夫」です。
たしかに同じことを繰り返せば、ミスや間違いも減り、無難に仕事ができるでしょう。
下手に変化すると、かえってミスや間違いを増やすことにもなりかねません。
もちろん安易な変化や無意味な変化は問題ですが、だからとはいえ変化を全否定するのはもっと問題です。
変化を全否定すると、後から大変なことになります。
ぬるま湯に浸かった生活ばかりで、危機感がありません。
世の中は変化の連続です。
少しずつですが、常に世の中は変化しています。
その変化の影響は、いずれ職場や仕事にも波及します。
新しい時代は、必ずやってきます。
今までの歴史を振り返っても、新しい時代が来なかった時代はありません。
変化を拒んでいると、時代に置いていかれ、世の中から取り残されます。
遅れが小さいうちなら追いつけますが、変化を拒んでいると、どんどん遅れが広がります。
いつか追いつけないくらい取り残されます。
仕事をしたくても、きちんとできなくなっている。
気づくと、新しい時代に取り残され、社内のお荷物になっているのです。
仕事ができる人は「変化しないほうが危険」と思っています。
「今は大丈夫であっても、変化を避けていると、いつか時代遅れになる。大問題に発展する」と考えています。
そのため、日頃から変化を楽しみながら受け入れています。
新しい技術が生まれたら、とりあえず内容を確認しておく。
法律の改正やガイドラインの改版があれば、変更点をチェックしておく。
世間で話題になっていることは、仕事に関係なくても、ひとまず体験しておくことが大切です。
直接仕事に役立たなくても、間接的に役立つ可能性があります。
たとえば、仕事の雑談のネタになったり、商談や交渉をスムーズにしたり、円滑な人間関係に役立ったりです。
変化を受け入れる柔軟な姿勢は、仕事でも役立ちます。
頭は柔らかくなり、心が若返ります。
変化には苦痛も伴いますが、自分が成長している証拠でもあります。
変化を受け入れる姿勢があるからこそ、変化していく時代にも対応できます。