本当に好きなことなら、結果が出なくても楽しめます。
もちろん結果が出ても楽しいのですが、結果が出なくても十分楽しめます。
その行為をすることが重要なので、結果の善しあしは二の次なのです。
たとえば、魚釣りです。
「魚が釣れなかったからつまらない」という人は、残念ですが、本当に釣りが好きな人ではありません。
魚が欲しいだけなら、魚屋さんで魚を買うほうが早い。
本当に釣りが好きな人なら、魚が釣れなくてもにこにこします。
「まったく釣れなくて満足できないな」と言いつつ、満足した表情を浮かべています。
「悔しいな」と歯を食い縛った次の瞬間には「また来よう」と意気込んでいます。
魚が釣れなければ「何が悪かったのだろう」と考えるきっかけになり、反省を促す機会にもなります。
魚釣りが好きな人は、反省すら楽しいと感じます。
「どこがいけないのだろうか」と悩みながら、解決策がわかれば上達できるので、悩むことが快感になっています。
「釣り」という行為が達成できれば、結果に関係なく楽しめるのです。
逆に言えば、結果が出ないと楽しめないなら、それは本当に好きなことではありません。
自分に問いかけると、好きかどうかが見えてくるはずです。
結果だけにとらわれないことです。
結果が出なくても楽しめることを探しましょう。