就職活動では、多額の出費が必要です。
スーツ、靴、カバン、証明写真、書籍代。
意外に見落としがちなのが、交通費。
1回は小さな金額でも、積もると大きな金額になります。
こうした出費に対する考え方も、就職活動に成功する人と失敗する人とで違いが見られます。
就職活動に失敗する人は、就職活動費を「単なる出費」と考えています。
就職活動費としてお金を使うたびにため息をつき、変な罪悪感があります。
アルバイトで苦労して貯めたお金を使うたびに「もったいない」と思います。
しかし、単なる出費というのは誤解です。
就職活動に成功する人は、まったく異なる考え方です。
就職活動費を「自分への投資」と考えます。
たしかに貴重なお金がなくなるのは苦しいことかもしれませんが、無意味ではありません。
パソコン代もスーツ代も、交通費も、言い換えれば、自分への投資。
たしかにお金はなくなりますが、おかげで就職活動がスムーズになります。
パソコンが必要だと思ったなら、奮発して買うのもいいでしょう。
安物のスーツより、きちんとしたスーツを購入したほうが、身だしなみが立派になります。
情報収集が加速して、身だしなみを整えやすくなり、行動範囲も広がります。
お金をかければかけるほど、就職活動がしやすくなり、将来につながります。
今はまだ結果が出ていませんが、当然のこと。
投資なのですから、結果が出るのは、まだ先の話です。
やみくもに出し惜しみしては、後から痛い目に遭うでしょう。
もちろん無駄使いは避けますが、必要なところには、しっかりお金をかけたほうが賢明です。