「これまで何かに没頭したことはありますか」
「今まで夢中になったことはありますか」
この質問の意図は、応募者の好みの傾向と集中力です。
応募者が、何に興味を持ち、どのくらい集中力を発揮できる人物なのかを探る狙いがあります。
「没頭したことはありません」などの否定的な回答は、できるだけ避けましょう。
「ない」と答えると、それ以上話が続きません。
自分の過去を隅々まで思い出し、我を忘れて1つのことに熱中した経験を思い出しましょう。
ただし、没頭したジャンルが自由とはいえ、恋愛やギャンブルなど、仕事に関係ないジャンルは不適切です。
没頭の度合いが浅くてもかまいませんから、仕事に生かせる範囲で、何か1つ、具体的な出来事を答えておくのが賢明です。
大切なのは、期間より深さです。
没頭した期間の長さも大切ですが、没頭した深さは、さらに強調してアピールするのが得策です。
没頭したジャンルは、常識の範囲なら、何でもかまいません。
学業・趣味・サークル活動。
集中したときの出来事を具体的に語り、一心不乱に取り組む様子が伝われば、集中力をアピールできます。
没頭したことで得られた学びと成長もアピールすると、なお印象的です。