「あなたが就職活動をするうえで、心がけていることを教えてください」
就職活動で心がけていることを知れば、応募者の行動基準や取り組み方がわかります。
応募者がどんなことに価値を置いているのかを知ることで、応募者の内面も見えてきます。
「就職活動で心がけていること」は、ゆくゆく「仕事で心がけていること」に変わる可能性があります。
面接官は、応募者の心がけを聞きながら、仕事と重ね合わせるのです。
たくさん挙げれば挙げるほど評価されると思いますが、逆効果です。
むしろ、挙げる数が多くなればなるほど、焦点がぼやけるため、何が言いたいのかわかりにくくなります。
欲張ってたくさん挙げていると、かえって面接官に怪しまれ、信頼性も下がるでしょう。
心がけを挙げるなら、数を絞るのが得策です。
もちろんたった1つでも大丈夫です。
心がけていることを明確に挙げましょう。
「礼儀作法だけは徹底している」
「スピードを大切にしている」
「遅刻だけは絶対にないように死守している」
「大きな決断の前には、事前の徹底した情報収集を心がけている」
基本的なことでもかまいません。
就職活動中の具体的なエピソードを交えると、描写がより鮮明になるため、印象深い話ができます。
自分が就職活動で特に心がけていることを、しっかりアピールしましょう。