「大気汚染について、どう思いますか」
「地球の温暖化問題について、どう思いますか」
「ごみのポイ捨てについて、どう思いますか」
環境問題は、国だけでなく、地球全体の問題です。
しかし、スケールがあまりに大きすぎるため、実感が湧きにくい問題として見られる傾向もあります。
応募者が環境問題について、どれだけ真剣に受け止めているかを確認するため、質問します。
注意したいのは、人ごとのような発言です。
「どこの国も大変のようですね」
「何とかなればいいですね」
「国や企業がもっと真剣に取り組んでくれると、解決も早いのですが」
自分は無関係と言わんばかりの発言では、面接官の心を動かすのは難しいでしょう。
答え方のポイントです。
まず話してほしいのは、自分なりの意見や考え方です。
国民の1人1人が強い危機感を持ち、改善に向けた行動が重要であることを説明しましょう。
国や企業に任せるのではなく、自分にもできることがあると話せば、より明快な言葉になります。
また、実際に自分が取り組んでいる改善行動があれば、ぜひ紹介しましょう。
「実際に行動している」という事例は、具体的であるため、強い説得力を生む材料です。
わずかな行動でもかまいません。
たとえば、電気の無駄遣いを抑えるために、こまめな節電を心がけている事例はいかがでしょうか。
改善行動の規模は小さくても、みんなが一緒に心がければ、大きな結果を発揮できます。
具体的な行動に取り組んでいる実績を話せば、環境問題を真剣に受け止めていることをアピールできます。