企業のプロフィールについて質問をされることがあります。
「社長の名前は覚えていますか」
「事業内容を覚えていますか」
「当社の経営理念は言えますか」
どんな企業でも問われる可能性のある質問です。
シンプルな暗記問題ですから、覚えてさえいれば、難しく考えずに答えられる内容です。
この質問の意図は、応募者がきちんと企業研究をしているかの確認です。
志望企業に入社したければ、企業のプロフィールはしっかり確認できていて当然。
企業のプロフィールをすらすら答える姿を見せられれば、企業研究が入念であり、応募者の入社意欲が伝わるでしょう。
まず気をつけたいのは、曖昧な回答です。
濁した回答をしても、社員である面接官をごまかすのは難しいため、わかる範囲で正直に具体的に答えましょう。
覚えていなければ、素直に「覚えていません」と回答します。
記憶に自信がなければ「誤りがあれば、申し訳ございません」という断りを、一言入れておきます。
断りが一言あると、多少の誤りがあっても、寛大に受け入れてもらえる可能性があります。
答え方のポイントとしては、基本的に覚えていることを、そのまま伝えるだけで大丈夫です。
知っている範囲を、できるだけ具体的に回答しましょう。
もし余裕があれば、回答に加えて前向きな感想を述べるといいでしょう。
たとえば、経営理念について質問されたときは、回答の後、個人的な共感部分を話します。
共感によって面接官の心を動かせれば、印象にも残りやすくなります。
あくまで適度の範囲ですが、前向きな一言が加わると、熱意と意欲が伝わりやすくなります。