執筆者:水口貴博

スーツの寿命を長くする30の方法

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クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。

クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。 | スーツの寿命を長くする30の方法

クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入っている状態が一般的です。

きれいな状態を少しでも長く維持したいと思えば、袋に入れたまま収納する人も多いのではないでしょうか。

良かれと思ってしやすいパターンですが、実は、適切とは言いにくい収納方法です。

クリーニングから戻ってきたスーツは、袋から取り出して収納するのが適切です。

その理由は、3つあります。

  1. 薬剤のにおいを解消させるため

クリーニング直後の衣服は、薬剤のにおいが目立ちます。

袋に入れたままでは密閉状態になり、薬剤のにおいが解消されません。

早めに袋から取り出すことで、薬剤のにおいが取り除けるのです。

  1. 汚れに気づくため

まれに、クリーニングの仕上がりが不完全である場合があります。

薬剤の湿り気が残っていたり、汚れが落ち切れていなかったり、ボタンが取れていたりなどです。

そうした点は、やはり袋から取り出さなければ気づけないのです。

  1. 湿気対策のため

袋に入れたままでは、通気性が悪く、変色によって黄ばむことがあります。

ビニール包装には、透明度を保つために酸化防止剤が使われている場合があるため、要注意です。

湿気が袋の中にこもるため、カビや黄ばみの原因になるのです。

さて、以上の理由から、クリーニングから戻ってきたスーツは、早めに袋から取り出しましょう。

早めに袋から取り出し、新鮮な空気に触れやすい状態にしておくことが大切です。

余裕があれば、収納前に、少し虫干ししておくのもいいでしょう。

直射日光の当たらない場所で、新鮮な空気に触れさせてから収納すれば、スーツの寿命もいっそう長持ちします。

スーツの寿命を長くする方法(22)
  • クリーニングから戻ってきた衣類は、袋から取り出して、収納する。
スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。

スーツの寿命を長くする30の方法

  1. スーツの手入れは、仕事の手入れであり、心の手入れ。
  2. 手入れとは、言い換えると、節約行為。
    実はお得な作業。
  3. スーツは、物としてではなく、生き物と考える。
  4. スーツを長持ちさせたければ、3種類のハンガーを準備する。
  5. お手入れの最大の難しさは、帰宅直後かもしれない。
  6. スーツをクローゼットに収納する際は、隙間が重要。
  7. ハンガーにスーツを掛けるとき、ポケットの中身は、すべて取り出す。
  8. スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。
  9. スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。
  10. ブラッシングで最も見落としやすいのは、ポケット。
  11. ジャケットのしわは、アイロンの蒸気が効果的。
  12. なぜ、スーツのハンガーは、木製が最適なのか。
  13. アイロンの蒸気を当て終わったジャケットは、すぐクローゼットに収納しない。
  14. 1日着たスーツは、1日以上は休ませたい。
  15. スラックスは、専用ハンガーを使って、しわを伸ばす。
  16. スラックスのブラッシングは、ハンガーに吊した状態が最適。
  17. スラックスのアイロンがけは、当て布が必須。
  18. 定期的に虫干しをしよう。
  19. アイロンがけに自信がなければ、思い切ってクリーニング。
  20. クリーニングに出すときに意識したい、5つの心遣い。
  21. ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い。
  22. クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。
  23. スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。
  24. 同じ柄のスーツを毎日使いたい。
  25. ネクタイは、小さくても、印象に大きく関わる存在。
  26. スーツが雨で濡れたときの、お手入れの方法。
  27. スーツにタバコのにおいが付いたときの対処方法。
  28. スーツ全体のにおいを取り除く方法は、もっと身近なところにあった。
  29. スーツの手入れと部屋の掃除には、つながりがある。
  30. スーツを長期保管するときの3つのポイント。

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