執筆者:水口貴博

つらい就職活動を乗り切る30の心得

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「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。

「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。 | つらい就職活動を乗り切る30の心得

就職活動で選択に迷ったときは、より礼儀正しいほうを選ぶのが得策です。

礼儀正しさは、就職活動のあらゆる場面で有利に働きます。

礼儀正しさがあれば、物事のやりとりがスムーズになるだけでなく、社会性が身についているアピールにもなります。

就職活動の1つ1つの場面で、適切な行動を覚えるのは膨大です。

もちろんゆくゆくは覚える必要はありますが、まだ社会に出ていない学生が身につけるのは難しいでしょう。

そんなとき、覚えるのではなくて、考え方を身につければいいのです。

その考え方こそ「どちらが、より礼儀正しいか」です。

何かの選択に迷ったとき「どちらが、より礼儀正しいか」と、自問自答してください。

この判断基準で考えれば、誰でも適切な選択肢が見えてきます。

面接では、腕時計を身につけたほうがいいのか。

自己紹介は、名字だけでいいのか、フルネームがいいのか。

お礼の手紙を出す際は、ペンがいいのか、筆がいいのか。

どの問いも「どちらが、より礼儀正しいか」で考えれば、おのずと適切な選択が見えてくるでしょう。

もちろん費用や手間暇の事情もあるため、完全に礼儀正しい行動を心がけるのは難しい状況もあります。

余裕のある範囲でよいので、できるだけ礼儀正しい行動を心がけたほうが賢明です。

少なくとも「礼儀正しい」と思われて、損はない。

時には礼儀正しさが行きすぎるかもしれませんが、少なくとも「礼儀正しい」と思われて、減点にはならないでしょう。

「この人は礼儀が正しいから不採用」というのはあり得ません。

費用と手間暇が余分にかかるかもしれませんが、礼儀正しさが伝わるなら、無駄にはなりません。

つらい就職活動を乗り切る心得(7)
  • 選択に迷ったときは「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考える。
情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。

つらい就職活動を乗り切る30の心得

  1. 就職活動をしなければいけないと思うから、苦しい。
    就職活動をしようと思えば、楽しくなる。
  2. 軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。
  3. 「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。
  4. 就職活動の最新情報にも、目を光らせる。
  5. 就職したい気持ちだけでは採用されない。
    採用に必要なのは、就職に向けた行動。
  6. 資料請求にも、自己PRのチャンスが眠っている。
  7. 「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。
  8. 情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。
  9. 手帳選びを間違えれば、就職活動に悪影響が及ぶ可能性もある。
  10. 参加できなかった予定は、消すより、二重線。
  11. 就職活動に疲れているであろう未来の自分を、励ます方法。
  12. 業界用語も、できるだけ普段から使い慣れておく。
  13. 「自分にできるだろうか」という自問自答はいいが、相談は不毛。
  14. OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいこと。
  15. 本来、本気なら、ためらいはない。
  16. 学生時代の討論会で、経験値を上げよう。
  17. 日頃のこまめなメモの習慣が、いざというときに役立つ。
  18. エントリーする企業は、多ければ多いほどいいのか。
  19. 必要ないと思っても、テレホンカード1枚くらいは持ちたい。
  20. 学歴が乏しければ、別の点で補えばいい。
  21. 夢とは、いわば、方向。
    本当の生きがいを感じる道。
  22. 新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。
  23. 昨日なかった求人が、今日はあるかもしれない。
  24. 面接中に出された飲み物は、飲んでもいいのか。
  25. 1日3社の面接は最終手段。
    1日2社までが現実的。
  26. 面接を何社も受けているうちに、気持ちが冷めてきたとき。
  27. 注目すべきは、落ちた数より通過した数。
  28. 内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。
  29. 嬉しそうな声で、内定を辞退しない。
  30. 内定前も内定後も入社後も、常に必要なのは、自分磨き。

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