就職活動で注目したいのは、落ちた数ではありません。
通過した数です。
落ちた数を注目すると、だんだん気持ちが落ち込んでくるでしょう。
たとえば、応募書類を、10社に送ったとします。
書類選考があり、審査の結果、7社に落ちて3社に通過したとします。
「情けない。7社も落ちてしまった」と考えるのではありません。
「よかった。3社も通った」と考えるのです。
落ちてしまったのは仕方ありません。
もちろん反省する必要はありますが、反省点さえ見つかれば、むやみに振り返るのはやめましょう。
終わったことは、用事が済めば、さっと忘れることです。
注目すべきは、落ちた数より通過した数です。
通過した数に注目すれば「うまくいった」という達成感が得られます。
落ち込みを最小限に抑え、喜びを最大にできる工夫です。
通った数に注目すれば、気持ちの落ち込みを最小限に抑えることができるでしょう。