就職活動では、期限について尋ねる場面があります。
「書類の提出はいつまでですか」
「質問の返事はいつまでにすればいいですか」
そんなとき、相手から寛大な回答が返ってくることがあります。
「いつでもいいですよ」という一言です。
「余裕があるときでいいですよ」「急がなくても大丈夫ですよ」「時間があるときでいいですよ」などの言葉も同様です。
「特に急いでいないなら、ゆっくりでも大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、油断は禁物です。
多くの場合、あなたを気遣っての一言です。
言葉は真実かもしれませんが、むやみに対応が遅くなるのも、やはり印象はよくないでしょう。
ビジネスの世界では「時間=お金」です。
ビジネスマナーでは、事情がある場合を除き、どんなときでもできるだけ早く対応するのが基本です。
もちろん必要があれば、時間をかけるべきですが、むやみに先延ばしするのは控えたほうが賢明です。
「いつでもいいですよ」と言われても、やはりできるだけ早い対応を心がけるのが基本です。
少しでも早く書き上げるなり、揃えるなり、調べるなりして、相手の期待を超えるような行動を心がけましょう。
少しでも早い対応のほうが、時間に対する意識が強いことをアピールできるため、好印象につながります。