「遠回りをしてしまった」
「無駄なことをしてしまった」
「ばかなことをしてしまった」
非効率なことをしたせいで、貴重な時間・体力・お金などを失うことがあります。
「もったいない」と悔やめば、また自分が情けなくなる。
「あのときの無駄さえなければ、もっとスムーズに進んだのに」と、何度もため息が出ます。
そんな非効率なことをした後は、反省しましょう。
「情けない」と嘆くだけでは、情けない。
大切なのは、非効率をした後の反省です。
「もう二度と同じことを繰り返さない」と心に誓い、対策を立てるのです。
まだ気持ちの整理ができない状況なら、少し時間を置いて、落ち着いてからでもかまいません。
落ち着けば「次からこうすればよい」という改善策を、具体的に考えることができます。
それは、効率です。
非効率を反省することで得た効率があれば、後から失った時間とお金を取り戻せます。
取り戻すだけでなく、時間とお金を節約できるようになるでしょう。
そう考えると、最初に非効率を経験したおかげで、実は最も効率よく進むことができたと言えます。
本当は、最初に非効率を経験できてよかったのです。
最初に非効率を経験できたおかげで、効率を、最も効率よく学べました。
結果から見れば「最も成功だった選択」と言えるのです。