OB・OG訪問のアポイントは、電話かメールが主流です。
一般的には、都合がつきやすいメールが好まれますが、電話でもマナー違反ではありません。
「直接お話をしたい」「早くアポイントを取りたい」と思うなら、電話によるアポイントもいいでしょう。
ただし、電話でアポイントを取るなら、気をつけたい点があります。
先輩は、すでに社会人として仕事をしています。
忙しくなりやすい曜日や時間帯は、避けるのがマナーです。
できれば、週明けの月曜と週末の金曜は、避けたほうがいいでしょう。
時間帯も、始業直前や昼休みなどは避けるのがマナーです。
電話をするなら、火曜から木曜の夕方が好まれます。
ただし、相手の仕事の都合がある場合は、その限りではありません。
やはり時間の都合がついても、電話の言葉遣いが悪いと「会いたくない」と思われます。
採用担当者に電話をするつもりで、丁寧な言葉遣いを徹底しましょう。
大学名・学部名・自分の名前は、略さず、すべてフルネームで答えましょう。
1人のOB・OGのところには、毎年大勢の学生がOB・OG訪問の申し込みが殺到します。
当然、すべての人に対応できません。
そこで、まず志望動機を聞いて、熱意の強い人を優先して対応しようとします。
急に聞かれることがあるため、あらかじめ準備して、答えるときは熱く語りましょう。
先輩は、忙しい社会人です。
場合によっては「電話で済ませていいか」と言われ、その場で自己PRや志望動機が聞かれる可能性もあります。
そういう流れになる可能性があることも、頭に入れておくといいでしょう。