面接に向かうときは、地図の準備が必須です。
「自分は方向音痴ではない」「単純な道だから迷うはずはない」などの自信があっても、実際はわかりません。
思ったよりわかりにくい地形であったり、勘違いで方向感覚が狂ったりするものです。
面接に向かう際は、謙虚になって地図を持参することをおすすめします。
さて、地図があれば確実に面接会場に行けるかというと、それも断言できません。
町の中には、複雑でわかりにくい地形があります。
入り組んだ駅、曲がりくねった道路、わかりにくい小道。
方向感覚に優れた人でさえ、把握に苦戦する地理があります。
方向音痴の人なら、なおさらでしょう。
このとき真面目な人は、むきになって地図を読み解こうとします。
「地図があるのに、理解できない自分が悔しい」
「迷子になる自分を、認めたくない」
反抗的な心理が働き、何とか意地でも把握しようとするのです。
気持ちはわかりますが、危険です。
うっかり道を間違えれば、遠回りをしたり来た道を戻ったりして、無駄な時間が発生します。
面接の遅刻だけは、絶対に避けたい。
つまらないところで意地を張ると、迷子になって遅刻します。
もし地図を見てもわからなければ、素直に諦め、近場の人に道を聞きましょう。
できるだけ土地勘の鋭い人に利くのが得策です。
こういうときこそ謙虚になって、人の助けを借りるのが賢明です。