面接前、待合室でしばらく待機することがあります。
まだ面接が始まっていないとはいえ、油断は禁物です。
待合室の陰から、採用担当者が応募者の様子を確認している可能性もあります。
待合室で待機している間も、面接の一部と考えることが大切です。
ここでは、待合室で注意したい5つのタブーを紹介します。
待合室で電話をするのは、マナー違反です。
電話だけでなく、メールの確認やウェブ閲覧なども控えましょう。
面接直前ですから、携帯電話の電源は切っておきましょう。
緊急で電話対応が必要な場合は、担当者の許可を得たうえで電話をするのがマナーです。
待合室では、他の応募者と同席することがあります。
もちろん挨拶や雑談程度は許容範囲ですが、大声で話したり騒いだりするのは好ましくありません。
待合室での飲食や喫煙は、マナー違反です。
たとえ喫煙所が設置されていても、面接直前の喫煙は悪印象につながりやすいため、控えたほうが無難です。
自分の出番が来るまで、イヤホンをして携帯型音楽端末で音楽を楽しむのもマナー違反です。
音漏れの問題ではありません。
緊張感がない印象を与えるため、評価を下げる場合があります。
雑誌や漫画などを読んで暇をつぶすのも、応募者としてふさわしい態度ではありません。
待合室に雑誌や漫画が用意されていたとしても、読むのは控えたほうが無難です。
また就職対策本も、面接直前は控えたほうが賢明です。
採用担当者に見つかれば、回答を暗記していると誤解される恐れがあるからです。
このときに確認が許されるのは、履歴書や企業の案内資料など、採用に関する資料のみです。