学校で勉強していると、ときどき急に興味が出てくる瞬間に出会うことはありませんか。
たとえば、理科の授業中、宇宙の話を聞いているうちに、もっと深く知りたくなった経験です。
「太陽系の外は、どうなっているのだろう」
「宇宙は、どう誕生したのだろうか」
「宇宙で最も大きな星は、どのくらいの大きさなのだろうか」
なぜそういう興味が出てきたのかは、わかりません。
ただ、急に知りたくなったのです。
試験範囲ではないため、勉強しなくてもいいのですが、個人的な興味があり、体がうずくことがあります。
学生時代、こういう瞬間は、わりとよくあるものです。
この瞬間を見逃さないことです。
興味は、意外にすぐ冷めます。
「今度、時間があるときに調べよう」と思っていると、いつまでも調べないものです。
しばらくすれば興味がなくなり、調べることすら忘れてしまっているのです。
だからこそ、興味があるうちに調べることが大切です。
勉強には、ベストタイミングがあります。
興味が出てきた瞬間こそ、勉強するベストタイミングです。
興味が出れば、その日のうちに徹底して調べましょう。
少しくらい、学校の勉強から脱線してもかまいません。
興味は、突き詰めることが大切です。
たとえば、放課後に図書館へ行き、気が済むまで調べてみましょう。
たくさんの本があれば、かなり深くまで知ることができるはずです。
インターネットで調べるのも、いい方法です。
手軽に素早く調べられるメリットがあります。
心のエンジンに火がつけば、火が消えないうちに行動しましょう。
気が済むまで調べることで、さらに深くわかり「なるほど。そうか」と感動できます。
すると興味が、もっと出てきます。
感動できると、さらに勉強が楽しくなり、もっともっと興味が強くなるのです。
結果として、その分野に詳しくなり、得意や才能につながるのです。