10代で経験しておきたいのは「好きな人から振られる」という経験です。
思い切って勇気を出して告白したにもかかわらず「ごめんなさい」と断られます。
多感な青春時代に、好きな人から振られるのは、強い衝撃です。
頭は真っ白になり、涙は止まらず、勉強にも集中できなくなるでしょう。
しかし、必ずしも「振られることが失敗」とは限りません。
10代の恋愛は、振られることもいい経験です。
むしろ10代の恋愛は、振られることも成功です。
アプローチは失敗でも、人生全体から見れば、いい経験になるからです。
振られたときの衝撃は、胸が痛い分、免疫になります。
10代のうちに好きな人から振られた経験があれば、ショックに慣れ、精神が強くなります。
1回告白した経験があれば、2回目は楽になります。
1回振られた経験があれば、2回目も楽になります。
ショックは早いうちに経験すればするほど、適用性があり、慣れやすくなります。
一度でも振られる経験をしておくと、度胸が身につくのです。
しかも、悔いが残りません。
振られた直後は悲しくて苦しいですが「あのとき行動しておいてよかった」と思えるようになります。
人生は、行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうが長く残ります。
告白は、必ずしもうまくいくとは限りませんが、うまくいくように行動できたから、素晴らしいことです。
好きな人に告白する勇気を出し、一度でも振られることです。
「振られた話ができるようになった」と思えばいいのです。