人生では、気分がひどく落ち込むことがあります。
何らかの大きなトラブルを抱えて、生きるのが嫌になるでしょう。
気分が落ち込めば、考え方もネガティブになりがちです。
「こんなに苦しんでいるのは、世界でも自分だけではないのか」
「どん底にいる自分が寂しい」
生きるのがつらいときは視野が狭くなるため、ネガティブも大げさに考えやすくなります。
そういうときに、まず見てほしいものがあります。
空です。
気分が落ち込んだときは、空を見ましょう。
空は、世界中とつながっています。
世界には、自分のほかにも、落ち込んでいる人や苦しんでいる人もいるでしょう。
世界で1人取り残されたような感覚は、幻です。
苦しんでいるのは、自分だけではありません。
世界のどこかには、自分と同じように、苦しみながらも頑張って生きている人がいます。
どんな人の上にも、空があります。
私たちは、空という大きな屋根の下にいる、大家族です。
大勢の仲間がいることを、意識しましょう。
見たことも話したこともない人もいますが、実はみなつながっているのです。