本を読むときは、1ページから読み進めなければいけないルールはありません。
好きなところから、読み始めることができます。
目次を見て「面白そうだな」と思う部分から読み始めると、すぐわくわくできます。
もちろん1ページ目から読まなければ理解できない本もあります。
特に小説は、1ページ目から読まないと、きちんと理解できないと思われます。
しかし、です。
理解はできなくても、面白く感じていれば、読めるものです。
興味が強いと、理解力も強くなるからです。
脳全体の活動が活発になり、読解力が高くなるのです。
「面白そうだ」という気持ちが、第一です。
理解できないはずのことが、理解できるようになるのは、すべての人間に秘められた素晴らしい力です。
人生も、読書と同じです。
たしかに1から始めるほうが、行儀がよくて、全体を把握しやすいでしょう。
こつこつ進める姿勢は、素晴らしいです。
しかし、人生は短いです。
のんびり1から進めていると、時間が足りないかもしれません。
1から始めているから、つまらなく感じる場合もあるでしょう。
人生は、もっと自由に生きるべきです。
いきなり面白そうなところから始めましょう。
面白そうな部分から始めれば、今すぐわくわくした時間を送れます。
料理のつまみ食いが一番おいしいように、読書も人生も、つまみ食いが一番おいしいです。
自分の気持ちに正直に生きるあなたは、素晴らしい。
限りある人生を、有意義に過ごせるようになります。