「運命を変えた1日」
そう聞いてイメージするのは、どんな1日でしょうか。
たしかにどれも人生にインパクトを与える出来事と言っていいでしょう。
「運命」という言葉が使われるくらいですから、人生が大きく変わった1日をイメージする人が多いのではないでしょうか。
もちろん人生にインパクトがあった1日も「運命を変えた1日」と言えますが、その限りではありません。
運命とは、急激に一変するパターンもあれば、長期にわたって少しずつ変わっていくパターンもあります。
むしろ少しずつ変わっていくパターンのほうが大半です。
運命とは本来、少しずつ変わっていくものです。
人生とは、1日の積み重ねです。
1日の積み重ねによって少しずつ日常が変わっていき、結果として運命が変わります。
つまり、一生懸命生きた1日はすべて「運命を変えた1日」と呼べるのです。
だから、一生懸命今日を生きましょう。
運命を変えたいなら、まず目の前の仕事に取り組むことです。
やるべきことをしっかりやって、全力を尽くしましょう。
「すべてを出し切る!」「悔いなく行動する!」と思いながら行動することです。
今日だけを見れば小さな変化かもしれませんが、小さいながらも変化があるのは事実です。
人生とは、1日の積み重ねです。
小さな変化も、積み重なっていくことで、大きな変化に変わります。
運命とは本来、1日の積み重ねによって、少しずつ変わっていくものです。
普通の1日に思えても、自分なりに一生懸命生きたなら、間違いなく運命を変えた1日です。
もし今日を一生懸命生きたなら、就寝前には「今日も運命を変えた1日だった」と喜びましょう。
小さな変化かもしれませんが、一生懸命今日を生きたことで、運命が少し変わりました。
精いっぱい生きたのですから、誇らしく1日を終えることができます。
間違いなく運命を変える一部になっています。
運命の1日とは、特別な1日だけをいうのではありません。
一生懸命生きた1日は、すべて運命を変えた1日なのです。