スペインの偉大な画家であるピカソは、作品の量が目立ちます。
ピカソは、92歳で生涯を閉じました。
ピカソが一生のうちに描いた作品の数は、およそ15万点といわれています。
単純に計算すると、1日に4作品以上のペースで、休むことなく書き続けていたことになります。
彼が画家として活動を始めたのは、16歳からですから、実際はもっとペースが多いはずです。
漫画家の手塚治虫さんも、量の天才です。
手塚さんが一生のうちに書いた作品は、700点以上です。
枚数で換算すると、およそ15万枚になるといわれています。
それだけの情熱があったからこそ、漫画の品質も高くなったのでしょう。
ドイツの詩人、ゲーテには、シャルロッテという恋人がいました。
彼女に送ったラブレターの数も、すごいです。
1,800枚です。
これだけラブレターを送っているからこそ、情熱的な恋愛ができたのでしょう。
やはり量が多いほど「本当に好きなんだな」という思いが伝わってきます。
情熱があるなら、まず量で見せましょう。
情熱を伝えるなら、まず量を見せることです。
品質は、量をこなすうちに、向上します。
偉大な芸術家の量を見ると、自分のやっていることがちっぽけに思えてくるのです。