夢に向かって、努力する日々を繰り返します。
スタートし始めた瞬間は、大勢の人がいて、競争も激しい状態です。
同じ夢に向かう人が多く、競争も対立も、ひしめき合います。
競争や対立もあると、なおさら力を消耗します。
いくら走っても、なかなか実現しません。
しばらくすると「疲れた。限界だ。もう諦めよう」と思い、数人が棄権し始めます。
なかなか結果が出ない状態が続けば、諦める人も出てきて当然です。
しかし、そうなってからが、正念場です。
人生は、意地悪です。
人生はわざと、なかなか結果が出ない状況を作ります。
走る本人の気持ちが、どれだけ熱いのか、確かめているのです。
諦めず、走り続けるのです。
疲れて立ち止まることはあっても、体力が回復すれば、また走り続けます。
ゆっくり走るため、最後尾になってしまうかもしれません。
最後尾になってもいいですから、走り続けます。
そうしているうちに、多くの人が次々と棄権します。
すると、奇跡が起こります。
気づけば、自分だけが走っている状態になるのです。
最後尾でしたが、いきなりトップランナーです。
ほかに走っている人もいなくなれば、競争がない状態になります。
人生でトップランナーになる人は、足が速い人ではありません。
走り続けた人です。
足が遅くてもいいので、諦めずに前に進み続けることが大切なのです。