一般的に恥をかくと、かっこ悪いものです。
人から笑われたり見下されたりする姿は、滑稽です。
たしかに恥が多い人生を喜ぶ人は、少ないでしょう。
しかし、人生では、多かれ少なかれ、恥をかきます。
しかも夢に向かうほど、恥をたくさん経験することになります。
恥をかかなければ、やりたいことはできません。
やりたいことをやるためには、恥が必要です。
誰もが恥を避けようとするからこそ、恥をかきに行こうとする人は、人並み以上に成長します。
早く夢に近づけます。
しかし、かっこ悪いと思える恥も、一瞬で体裁を整えられる方法があります。
開き直りです。
恥をかいて赤面すれば、隠したりごまかしたりしようとせず、開き直ってしまうのです。
恥をかいた姿も、開き直ってしまえば、体裁が整います。
「笑われている」から「笑わせている」に変わります。
格好がつくのです。
タレントの入れ替わりが激しいテレビ業界で、長く生き残り続けられる芸能人がいます。
長く生き残り続けられる芸能人は、恥をかいて、開き直る人です。
何かに挑戦したとき、成功すればかっこいいですが、失敗しても開き直るため、体裁が整います。
どんなことでも体裁が整うからから、たくさんの出演依頼が舞い込み、人気が長く続くのです。