闘争心を高める簡単な方法があります。
胸を張りながら両手を腰に当てましょう。
その状態を、最低でも2分は維持しましょう。
時間が経つにつれ、だんだん闘争心が高まってくることがわかるはずです。
信じられないほど単純で「そんなばかな」と思うでしょうが、実際に試してみるとわかります。
強気の姿勢になると、筋肉から脳に信号が送られます。
すると脳内では、やる気を高める物質である「ドーパミン」「アドレナリン」「テストステロン」などの分泌量が増加します。
その結果、気分を明るくさせたり、やる気を起こさせたりする作用が生まれるのです。
この方法は医学的にも証明されていて、プロスポーツ選手にも用いられている有名な方法です。
オリンピック選手が、試合本番前、胸を張りながら両手に腰を当てた姿勢で待つ場面を見たことがあるでしょう。
よく見かける光景ですが、たまたまそうしているのではなく、意図的にそうしています。
試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、強気の姿勢になることで、意図的に闘争心を高めているのです。
プロスポーツ選手も取り入れている方法ですが、私たちも試合前、簡単に取り入れられます。
胸を張りながら両手を腰に当て、闘争心を高めましょう。
強気になるから強気の姿勢になるのではなく、強気の姿勢になるから強気になれるのです。