執筆者:水口貴博

レストランで心がける30のワインマナー

15

ワイン選びに自信がないときには、給仕やソムリエに相談をする。

ワイン選びに自信がないときには、給仕やソムリエに相談をする。 | レストランで心がける30のワインマナー

選び方に自信がないときには、給仕に相談をしましょう。

フォーマルなレストランでは、ワインの注文を受ける「ソムリエ」と呼ばれる係が常駐していることもあります。

ソムリエは、ワイン選びのスペシャリストです。

ワインに関して知識があれば、自己判断で決めていいでしょう。

しかし、ワインは、かなり奥が深いものです。

ビールはブランドの幅が狭いですが、ワインはブランドや種類の幅が広い。

食べようとしている料理に、どのワインが合うのかを個人が決めるのは、多くの知識と経験を要します。

浅い知識では、太刀打ちできないことが多いのです。

自信がない場合は、ためらわず、給仕やソムリエに相談しましょう。

「このコース料理に合うワインを選んでいただきたいのですが」と一言言います。

その際「口当たり・アルコール度数・予算」などの希望を一緒に伝えましょう。

その中からベストなワインを選んでくれます。

相談することは恥ずかしいことではありません。

ソムリエというワイン係がいるのですから、頼りにされるのは本望なのです。

ソムリエとの会話を楽しむこともできます。

むやみに知ったかぶりをして選ぶより、給仕と相談をしながら選んでいくほうが、スマートです。

レストランで心がけるワインマナー(15)
  • ワイン選びに自信がないときは、給仕やソムリエに相談する。
ブランデーグラスの持ち方。

レストランで心がける30のワインマナー

  1. レストランでのワイン選びを、すべてソムリエに任せるのはよくない。
  2. テイスティングを恥ずかしがらないで!
  3. ワインのテイスティングをするときの6つの手順。
  4. テイスティングで問題点があれば、交換をしてもらってもいい。
  5. なぜワイングラスは、左回りに回すのか。
  6. ワインを注いでもらうとき、ワイングラスを持ち上げないこと。
  7. 文字ばかりのメニューですぐ決められない。
    そういうときの解決法。
  8. ワイングラスについた口紅は、指でぬぐい、ナプキンで拭く。
  9. ワイン選びの定番。
    「魚料理には白、肉料理には赤」
  10. 「もう飲めない」とワインを断るとき、グラスの上に手をかざしてはいけない。
  11. ワイングラスの飲み口は、一定にする。
  12. 飲み残したワインボトルは、持ち帰ってもいい。
  13. 食前酒・食中酒・食後酒の目的と選び方。
  14. 「とりあえず」と言いながらオーダーするのは、給仕に失礼。
  15. ワイン選びに自信がないときには、給仕やソムリエに相談をする。
  16. ブランデーグラスの持ち方。
  17. ワインを自分たちでつぎ足さない。
  18. 2本以上ワインを飲むとき、おいしさを重視する適切な順番。
  19. ワインやシャンパンは、かき混ぜない。
  20. ワイングラスに、水を入れて乾杯をしてはいけない。
  21. ロマンチックな雰囲気を演出したければ、ロゼワインがおすすめ。
  22. レストランによっては、ワインの持ち込みが許可されているところがある。
  23. 乾杯のときに、グラスをかちんとぶつけない。
  24. 料理とワインのマリアージュの上手な楽しみ方。
  25. ソムリエとの会話を楽しむ上手なきっかけ作り。
  26. ワインボトル選びで、目安にしたい基準。
  27. ワインが飲みたくても飲めなかった、忘れられないトラブル。
  28. いくらテーブルマナーに慣れていたとしても、酔いつぶれては意味がない。
  29. ワインの一気飲みは、できるだけ控えたい飲み方。
  30. ワインのラベルは、写真同様、思い出の記念品になる。

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