浪人生だったころ、よく図書館へ通っていました。
学校の図書館は遠すぎるため、代わりに近場にある市立図書館へ通っていました。
どうしても自分の部屋では、集中できませんでした。
漫画や雑誌など誘惑になる原因は取り払いましたが、自分の部屋には安心感が強く、気持ちが緩んでしまいました。
考えあぐねた結果、図書館に通い始めるようになりました。
自宅から自転車で、15分くらいの距離でした。
近場だったため、頻繁に通っていました。
図書館に来れば、確実にやる気が出て、自然と集中できるからです。
特に夏場は、汗だくになりながら通いました。
図書館は、勉強にうってつけの場所です。
その理由は、3つあります。
どんな図書館でも、しんとした静寂が約束されています。
ファストフード店やカフェでは、うるさいときもありますが、図書館はいつも静かだという保証があります。
数え切れないほどの大量の本に囲まれていると、自然と勉強したくなります。
勉強せざるを得ない環境です。
誘惑になるものが少ないため、比較的集中しやすいです。
わからない問題があっても、手に取る場所に本があり、調べやすい環境です。
図書館に来る人は、すべて勉強が目的の人です。
図書館内にいる全員は、向上心のある人だということです。
やはりそうした人たちに囲まれていると、よい影響を受けます。
一生懸命になっている姿を見て「負けていられないな。自分も頑張るぞ!」と思い、いい刺激を受けたものでした。
どんな人でも、図書館に来れば、勉強へのやる気が出ます。
図書館は、最大限に活用しましょう。
家に恵まれた環境がなくても、実は自分のすぐ近くにあるのです。