私が映画を見に行くときは、必ず予習をするタイプです。
以前、予習をせずに映画を見に行き、全然意味がわからなくて、時間とお金を浪費してしまったという苦い経験があります。
登場人物がたくさんいる映画の場合、名前と顔が一致するまでに時間がかかります。
そういう失敗を機に、映画を見に行くときには、きちんと予習をするようになりました。
もちろん完全にクライマックスまで調べるのではなく、話の要点だけ頭に入れておきます。
登場人物が何人かいるときには、名前・役割・関係などをあらかじめ頭に入れておきます。
そうした情報を頭に入れておくと、映画が始まってから内容を理解しやすくなり、スムーズに映画の世界に入れます。
映画の魅力を、より深く味わえるようになります。
私は映画を見るときに、徹底的に感情移入するタイプです。
現実にいることを忘れるくらい、映画を見ている間は没頭します。
特に感動して泣ける映画が好きです。
がんがん泣きます。
人生映画『ベンジャミン・バトン』を見たときは、ずっと泣いていました。
老人として生まれ、年を取るごとに若返っていく不思議なストーリーです。
随所に自分の人生と重なる部分がたくさんあり、途中から完全に感情移入していました。
3時間にも及ぶ超大作ですが、3時間、ずっと泣き続けていました。
目の周りがふやけていたと思います。
次の日になっても、感動の余韻が残ってふらふらして、仕事中も思い出しては泣いていました。
前もって予習をしておけば、そういう充実した時間を送れます。
素晴らしい映画は、見た後、生活が変わります。
映画の中で起きる出来事を通して、自分の人生を振り返ったり反省したりするよいきっかけになるからです。
せっかく時間とお金を使って映画を見ますから、最大限の感動を味わえるように準備することです。
予習をするからこそ、より深く作品を味わえるようになるのです。