勉強の土台とは、リズムです。
起きる時間が起点になり、朝食・通学・勉強・昼食・昼寝・夕食・塾・就寝というリズムが決まります。
リズムを決定づける一番のポイントは、実は「寝る時間」です。
寝る時間によって起きる時間が決まり、起きる時間によって、その日の活動リズムが決まります。
平日は学校があるので、夜更かしできません。
そのため、寝る時間はいつも一定であり、リズムも整えやすい。
問題なのは「金曜と土曜の夜」です。
「次の日が休日」という開放感があるため「夜更かししてもいいだろう」と油断してしまいます。
寝る時間が遅くなることで、起きる時間も遅くなり、1日全体のリズムがずれる。
起きる時間がずれると、1日全体のスケジュールが後ろにずれてしまい、調子が狂います。
これが、時間がたっぷりあるはずの土日なのに、思うように勉強できない原因です。
生活リズムが崩れる原因は、休日前の夜更かしでした。
しかもリズムが狂えば、取り戻すのにも時間がかかります。
日曜の夜は寝つきが悪くなり、月曜は寝不足で学校に向かうことになり、授業がなかなか頭に入らない悪循環です。
夜更かしをした代償は大きい。
では、こうならないためにはどうすればいいのでしょうか。
休日も、平日と変わらないリズムを心がけるようにすればいい。
開放感あふれる金曜や土曜の夜でも、平日と変わらない時間に寝ます。
金曜の夜と土曜の夜は、開放感があっても、気持ちを抑え、いつもの時間に寝るようにしましょう。
平日も休日も、リズムを一定に整えることで、勉強も計画どおり進むようになるのです。