執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

13

精神と呼吸は、深いところではつながっている。

精神と呼吸は、深いところではつながっている。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

タイムプレッシャーを感じているときには、人の呼吸は浅くなります。

呼吸が浅いうえに、回数も速くなっています。

落ち着きを取り戻したいときには、状況を変えることも大切ですが、まず呼吸から変えましょう。

スローライフでは、ゆっくりした呼吸を心がけます。

落ち着いたから呼吸もゆっくりするのではなく、落ち着くためにゆっくり呼吸します。

精神と呼吸は、深いところではつながっています。

落ち着いた呼吸をすることで、交感神経から副交感に切り替わり、体中がリラックスし始めます。

緊張した状態から落ち着いた状態になります。

穏やかな呼吸だからこそ、穏やかな性格になります。

さて、呼吸法にはさまざまな種類があります。

「丹田呼吸法」

「ヨガ呼吸法」

アメリカには「4・7・8呼吸法」というのもあります。

気に入った呼吸法を取り入れてもいいし、自分らしい呼吸を見つけるのもいいでしょう。

どの呼吸法でも共通していることは「ゆっくり吐くこと」です。

吸う時間より、吐く時間のほうが長いです。

呼吸の神髄は「吐き出すこと」です。

二酸化炭素を十分に吐き出して、新鮮な空気を吸い込むことで、心身ともにリフレッシュできるのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(13)
  • 吐くことに力を入れて、ゆっくり呼吸をする。
本来、水はおいしい。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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