私たちは、ささいな仕事ほど、先に延ばそうとします。
ささいなこととはいえ、重い腰を上げなければいけないので、面倒だと感じます。
そのため、ささいな仕事ほど後回しにしようと、油断する意識が働きます。
どの仕事も、ささいな内容です。
しかし、後回しにすると、思うように仕事が進められないことがあります。
ごみ袋を買いに行くのが面倒で後回しにした結果、ごみ袋の予備を使い切ってしまい、ごみを出したくても出せないことがあります。
トイレットペーパーを買いに行くのが面倒で、後回しにした結果、紙を使い切ってしまい、トイレに行けず、漏らしそうになります。
「また今度やる」「今忙しいから後で」というのは、大きな勘違いです。
後回しにするほうが、はるかに仕事は大きくなります。
あれこれと弁解したり、仕事を逃れたりする努力は、逃げている間、ずっとしなければなりません。
小さな努力と時間は積み重なり、気づくと、大きなものになっています。
初めから素直に仕事に手を付けて、さっさと終わらせたほうが、あっさり終わります。
時間も努力も、最小です。
仕事を逃れる努力より、さっさと仕事を済ませたほうが、時間も努力も小さいです。
ごみ袋やトイレットペーパーも、近くのコンビニですぐ手に入れることができます。
申込用紙に記入をするのは、面倒でも、書き始めるとすぐ書き終えることができます。
仕事から逃げているほうが、はるかに疲れてしまうのです。