大手ブランドのキャッチコピーは、短い一言が特徴です。
「i'm lovin' it(McDonald's)」
「BIG CHALLENGE(TOYOTA)」
「make it possible with Canon(Canon)」
「Inspire the Next(HITACHI)」
「Designing The Future(KDDI)」
「さあ、その先へ。(Intel)」
「THE POSSIBLES ARE INFINITE(FUJITSU)」
その企業の夢、主張、方向性を、たった一言で表現しています。
短いから、人の心をキャッチできます。
その短さは、自信の表れです。
本気になっている言葉に、余計な飾りは不要です。
ただ短い言葉で言い切るだけで、大きな存在感をアピールできます。
小物は話をすると、くどくどします。
理解してもらいたい気持ちが先走り、たくさんの言葉をくどくど並べます。
それこそ、自信がないことの表れです。
自分の発言に自信がないので、たくさんの言葉で繕ったり、言い足したり、言い訳をしたりします。
余計な言葉があるほど、話がわかりにくくなり、さらに小物に見えてきます。
大物をアピールしたければ、無駄な言葉を排除することです。
言いたいメッセージを、短く、語尾まで言い切ることです。
「いいアイデアだね」
「できます」
「できません」
「一緒にやりましょう」
「大丈夫です」
「です」「ます」という語尾まではっきり言い切ります。
キャッチコピーのようなワンフレーズが、満ちあふれる自信を感じさせるのです。