細かいことを気にするのは、大物の器ではありません。
ささいなことをいちいち気にする人は、心まで狭い人だと思われがちです。
小さなことを気にしていると、器まで小さい人に映ります。
どんなに頭のいい人でも、細かいことを気にしていたら、精神的に限界になります。
会社を経営する社長は、器が大きくないとなれません。
また大きくないと存続できません。
人は、十人十色です。
多くの社員を抱える社長が、社員一人一人のマナー、態度、言葉、仕事内容などを細かく気にしていたら、精神的にダウンします。
どんな人も、限界があります。
限界を設けないとしたら「気にしない」という器です。
人としての限界の大小は、その「事実」より「気にするかどうか」です。
もちろん細かいところを気にしなければいけないこともあるでしょう。
細かいことを気にするからこそできる、プロの技もあります。
一方で、細かいことを気にしていては、終わりがない現実があります。
細かいことを気にしすぎる人は、気にし始めると止まらず、無限ループに陥ります。
基本的に大雑把な人は、強く生きられます。
世の中は、細かいことばかりです。
すべてを気にしていたら、どんな器の人でも、すぐ限界になります。
ゆえに、大雑把こそが、大物になるための本当の器なのです。