お店の中に入り商品を見たとき「値段が高い!」と感じるものは、あなたが好きなものではありません。
関心も興味もない商品は、値札を見たとき、高いと感じます。
人間は、関心のないものには一銭も払いたくないと思います。
関心や興味のあることに、お金を払いたいと思うのです。
あなたが本当に好きなことは、値札を見て「安い!」と必ず感じるはずです。
その分野に関して価値観、関心、興味があるからこそ「それに比べてこの値段は安い」ということになります。
値段を見て「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、それに対して、それだけ興味・関心・理解があるかが反映されています。
そもそも本に興味がない人は、たった100円の古本ですら、高いと感じます。
単なる「紙の塊」としか感じません。
その分野に関心も興味もない人は、理解がないので、価値もわかりません。
ゆえに高く感じます。
100円も払えないと思うのです。
本が大好きな人は、必ず本の値段を安いといいます。
本が大好きだからこそ、1冊の本を書くまでにどれだけ大変か、どのくらい役立つかを理解しているからです。
その分野に理解があれば、価値が高く感じられます。
1冊の本が、1,000円しても安すぎて、申し訳なく思います。
価値があるのを知っているのに1,000円なのは、どう考えても安すぎて、信じられない破格に映ります。
安いと感じるのは、興味・関心・理解がある証拠です。
あなたに適正があるということです。
そういうものをどんどん買って、もっと自分の気持ちを高めていくことです。
自分の生き方を貫き、仕事にもつながり、ゆくゆくは給料にもつながります。