行きたくもない飲み会に行くくらいなら、きっぱり断ることです。
時間もお金も、無駄になります。
その時間に、本を1冊でもいいから、買って読みます。
自分を高めるための時間に費やします。
飲みに行っても、どうでもいい話が、延々と続くだけです。
私は、何度もその失敗を経験しました。
会社の上司の愚痴を聞かされます。
友人の悪口を聞かされます。
そうしたストレスを忘れたいがために、アルコールに手をつけます。
酔った人の話は、さらにエスカレートして、どうでもいい話は明け方まで続きます。
気づけば、時間とお金がなくなっています。
何の実りもありません。
「飲みに行けば友人との仲を深めることができる」というのは単なるきれい事です。
なぜ、アルコールなのでしょうか。
結局、夜とお酒の組み合わせでないと話せない程度の内容なのです。
友人と仲を深めるなら、夜にお酒でなくてもいいはずです。
大切な話なら、堂々とお昼に会って話をすればいい。
嫌われたくないから、断れない人もいます。
嫌われたくないから、何でも誘いにつくと「都合のいい人」になります。
この人なら「私の愚痴を聞いてくれる」と思われ、そういうときにしか、誘われなくなります。
「そんな程度の人間」としか思わなくなります。
友人の誘いに何でもつくと、さらに余計な誘いが増えて、自分の時間が少なくなります。
どうでもいい話に時間が過ぎ、好きでもない友人と飲むお酒のために無駄な出費が重なります。
もったいないことです。
行きたくもない誘いには、断ったほうが得です。
不要な関係がなくなり、無駄な時間、無駄な出費が減ります。
生活が洗練され、引き締まります。
無駄な飲み会を断り、自分を高めるための読書に時間を当てるのです。
そういう人が、ほかの人より早く成長します。
こういう人が、本当に仕事ができる人です。
成長した人は、本当に素晴らしい人だと友人に思われ、素晴らしい仕事ができるようになるのです。