執筆者:水口貴博

部屋をきれいに整える30の方法

21

部屋の色が、住む人の心に影響を与える。

部屋の色が、住む人の心に影響を与える。 | 部屋をきれいに整える30の方法

部屋の色が、住む人の心に影響を与えます。

明るい色は、住む人を明るくさせます。

暗い色は、住む人を暗くさせます。

落ち着いた色は、住む人を落ち着かせます。

部屋の色をコーディネートするときに、まずあなたはどんな気持ちで部屋に住みたいか考えましょう。

明るい気持ちになりたければ、明るい色で決まりです。

落ち着いた気持ちになりたければ、落ち着いた色しかありません。

心理学で、こんな実験がありました。

ある部活動の部室に設置しているライトを、明るいオレンジ色から、暗い青色に変えたそうです。

そうすると部員が次々と、体の不調を訴えるようになりました。

これは、暗いライトのために、血色が悪く見え、不調でなくても不調であるように見えたため、本人の心にまで影響を与えたのです。

ライトが暗いと、肌が暗くなり、心まで暗くしてしまうのです。

色の力を侮ってはいけません。

どの色を選ぶかによって、住む人の心の状態まで影響させてしまうのです。

ちなみに私の部屋の壁と天井は、白い色にしています。

カーペットは、淡い茶色です。

バスルームだけは特別で、ピンク色にしています。

友人は「女の子と住んでいるの?」と言いますが、私は一人暮らしです。

ピンクの理由は、まったく別のところにあります。

ピンク色は、活力を与える色です。

1日の終わりにはお風呂に入ります。

たいていお風呂に入るときは、すでに疲れています。

そうしたとき、ピンクに囲まれていることで、疲れを吹き飛ばしてくれる効果があるのです。

肌の血色もよく見え、実際に体調が悪くても、体調がよいように見せてくれる効果があるのです。

バスルームのカーテンをピンク色に変えて以来、明らかに体調が悪くなる回数が少なくなりました。

今の私の元気は、そんな部屋の色たちのおかげでもあるのです。

部屋をきれいに整える方法(21)
  • 明るい色を、部屋に取り入れる。
掃除は、一気に進めるほうが、うまくいく。

部屋をきれいに整える30の方法

  1. きれいな部屋とは、整理整頓された部屋のこと。
  2. 整理整頓は、縦より横のほうがうまくいく。
  3. 「かわいい」ではなく「きれい」になるための条件。
  4. 本当にきれいな部屋には、においがない。
  5. きれいな色とは、白のこと。
  6. きれいさを演出する人は、ごみ箱の色にこだわる。
  7. ごみ捨てのときのことも考え、ごみ袋は透明色にすることが大切。
  8. きれいにするためのキーワードは「統一感」。
  9. 椅子に座る部屋なのか、床に座る部屋なのかを、はっきりさせる。
  10. 何気ないごみ捨ての習慣は、その人の考え方が反映されやすい部分。
  11. 朝日が、部屋のきれいさの鍵を握る。
  12. 「念のため」を捨てるだけで、部屋がきれいになる。
  13. 一人暮らしが、1つのテーマを作り上げる。
  14. 1年間着なかった服は、必要のない服。
  15. 空気は、雰囲気。
    空気を入れ替えると、雰囲気が入れ替わる。
  16. 必要な分だけ買うことで、整える手間を最小限に抑える。
  17. 見た目だけのきれいさにこだわりすぎない。
    目に見えないあの存在を忘れていませんか。
  18. 複数の人と住むときは、部分ごとではなく、部屋ごとに担当を決める。
  19. お客さんの訪問が、掃除のやる気を駆り立てる。
  20. 疲れる部屋は、色の濃い部屋だ。
    原色が目に負担をかける。
  21. 部屋の色が、住む人の心に影響を与える。
  22. 掃除は、一気に進めるほうが、うまくいく。
  23. 褒められる快感が、掃除を習慣にさせてくれる。
  24. 直接光は、かっこいい光。
    間接光は、優しい光。
  25. 寝心地をよくしたければベッド。
    部屋を広く使いたければ布団。
  26. 部屋のマナーのしっかりした人は、帰り際に後片付けができる。
  27. 部屋がきれいな人は、心もきれい。
  28. シンプルこそ、きれいさの基本。
  29. 布が部屋の柔らかさを作り上げる。
  30. 部屋の状態は、住んでいる人の心の状態。

同じカテゴリーの作品

2:34

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION