ごみ箱の中は、心の中を反映しています。
その名のとおり、ごみ箱は、必要ない物を捨てる箱です。
いらない物や役立たないものなどを捨てます。
このとき、注意したいことがあります。
ごみ箱は、いっぱいになる前に、ごみ捨てに出してしまうことです。
ごみ箱はいっぱいになってから、ごみ捨て場に持っていくのではありません。
いっぱいになる前に捨てていいのです。
むしろいっぱいになる前に捨てることを、おすすめします。
こう言うと、ごみ箱がいっぱいになってからのほうが、ごみ捨ての手間が少なくてすむだろうと考える人もいるでしょう。
たしかにそうではありますが、あまり理想的ではないのです。
何気ないごみ捨ての習慣は、その人の考え方が反映されやすい部分です。
ストレスに対する考え方が、垣間見える部分です。
ごみ箱はいっぱいになってから対処をする習慣のある人は、いらいらしやすくなります。
ごみがいっぱいになってから捨てる習慣のある人は、ストレスも同様に、限界に達してから対処しようとするからです。
日常でストレスを感じつつも「まだいける。まだ大丈夫」だと、対処を後回しにします。
ストレスは、小さな問題です。
小さなうちはいいのですが、大きくなってからが大変です。
ストレスがたまるほど、わずかなことでいらいらしやすくなります。
さらに悪化すると、病気になったり寝込んだりしてしまうのです。
後になるほど、改善しにくくなるのです。
ストレスはいっぱいになる前に、ごみ捨て場に吐き出してしまうことが必要です。
限界になってから対処するのでは、手遅れになるかもしれません。
何気ないごみ箱の状態は、人の心理状態が反映されている部分です。
今、部屋のごみ箱は、どのような状態ですか。
いっぱいになっていませんか。
ごみ箱のごみは、いっぱいになる前に捨ててしまいましょう。
そういう習慣を持つことが、ストレスをためない習慣にもつながります。