かっこいいと思われるためには、良いところだけを見せたがります。
過去の栄光や成功体験など、イメージアップ・評価アップになることばかり見せます。
自分を大きく見せようとすることが多いもの。
もちろんそれはそれでかっこいいのですが、本当にかっこいい人は違います。
本当にかっこいい人は、良いところだけでなく、ダメなところも見せられる人です。
実は音痴だったり、実は運動がダメだったり、実は過去に大きな失敗があったり。
人生で大切なのは、いかにダメな自分を受け入れられるかです。
ダメなところを見せると、イメージに傷が付いたり、評価が下がったりする可能性があります。
かっこいい人は、そうしたデメリットは気にせず、ありのままの自分を見せようとします。
かっこいい人は、良いところだけでなく、ダメなところやかっこ悪いところもどんどん見せて、さらけ出します。
それがかっこいいのです。
良いところを見せるのは誰でもできますが、弱いところを見せるのは抵抗があって、なかなかできることではありません。
つまり、ダメなところが見せられるのは「弱いところも受け入れている」「そういう弱い自分も愛している」ということです。
そういう人は、弱いところがあっても「自分に自信がある」「弱いところが気にならないくらいの別の強みがある」ということです。
ダメなところをだらけ出せるのは、強い自己肯定感がないとできません。
自己肯定感がある人は、ダメなところがあっても輝いています。
だから合コンで「私にはこんなダメなところがあるんですよ」と自己紹介できる人は、モテるのです。
かっこよくなりたいなら、良いところだけではなく、ダメなところもどんどん見せることです。
ダメなところも、正真正銘、自分なのです。
弱いところも受け入れることが、ありのままの自分を好きになるということです。
ダメなところは、笑いに変えてしまえばいいのです。
「これが苦手だよ」「こんな失敗をしたよ」という話が盛り上がります。
ダメなところを見せると、人間味が感じられ、共感や親近感が湧きます。
心の壁が取り払われ、打ち解けやすくなるのです。
世の中に完璧な人はいません。
そもそも人間は不完全な生き物ですから、ダメなところもあって当然です。
ダメなところを気にしているのは意外と本人だけで、周りの人は何とも思っていません。
人は不完全に魅力を感じます。
「私はダメなところもあっていいね」と考えるようにしましょう。
ダメな自分も愛すれば、自分がもっと好きになれるのです。