執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

23

知識の偏りを恐れるな。知識は偏りがあって正常。

知識の偏りを恐れるな。知識は偏りがあって正常。 | 心に響く30の言葉

「知識に偏りがあるね」

そう言われたとき、自分の勉強不足に気づかされます。

誰もが普通に知っていることを自分だけ知らないと、自分が遅れているように感じて、不安になる。

勉強不足の自分が恥ずかしく感じ、情けなくなる。

「そんなことも知らない」と言われると、見下されたように感じ、むっとする人もいるかもしれません。

知識の偏りをばかにされると、興味関心のない分野であっても、広く満遍なく勉強もしようとする人もいるでしょう。

もちろん一般常識ならいいのです。

日常を過ごすうえで必要な知識なら、ある程度広く浅く知っておく必要があるでしょう。

税の知識、健康の知識、法律の知識。

生活上の知恵、仕事上の知恵。

言葉遣い、マナー、礼儀作法。

社会のこと、政治のこと、世の中のこと。

生活に密着した知識は生きるうえで必要ですから、一般常識を知っておくことは大切です。

しかし、自分の専門に関しては、平均以上に知識を深めておく必要があります。

知識を深めて深めすぎることはありません。

専門は、仕事の範囲であり、守備範囲です。

人や社会の発展につながり、使命を果たす場所ですから、とことん知識を深めておきたい。

自分が戦う土俵に関してだけは、誰にも負けないくらい詳しくなっておく必要があります。

詳しいからこそ、素晴らしい結果を発揮できるようになります。

するとどうなるか。

専門に関しては博識になる一方、専門以外は素人同然、あるいはそれ以下になります。

専門を深めるにつれて知識が豊富になる一方、専門以外とのギャップが広がります。

つまり、相対的な差が広がっていくのです。

知識の偏りを恐れてはいけません。

知識の偏りは、あって正常です。

とことん専門を深めていけば、知識が偏るのは自然なこと。

知識が偏っているのは、むしろ自分の専門を深められている証拠です。

「詳しいね」「よく知っているね」と周りから感心されるくらいになっておきたい。

自分の守備範囲を、しっかりカバーできているといえます。

得意分野が確立され、仕事における武器として磨きがかかっています。

「知識が偏っているね」と指摘されることを恐れないことです。

自分から知識を偏らせにいくくらいでかまいません。

知識が偏ってこそプロの条件。

広く浅く知っている人より、特定の分野だけ詳しくなっているほうが、プロの風格です。

心に響く言葉(23)
  • 知識の偏りを恐れない。
  • 自分の専門分野の知識は、徹底的に深めておく。
注意されるうちが華。
注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  12. 本当にかっこいい人は、良いところだけでなく、ダメなところを見せられる人だ。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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