自分のダメなところを探すと、落ち込みます。
学校教育の名残でしょうか。
ダメなところを探し、何とかしなければいけないと思いがちです。
「体力がない」
「計算が遅い」
「恋愛が怖い」
「運動神経が鈍い」
「人前で話すのが苦手」
ダメなところは誰にでもあるため、探せば必ず見つかります。
ダメなところを探す習慣があると、最終的に落ち込むことになるのです。
しかもダメなところは、努力しても、なかなか克服できません。
生まれつき不得意なことは、努力をしても、克服できない場合が多い。
克服できないから、余計に自分が情けないと思い、さらに落ち込むのです。
ダメなところを探すのはもうやめましょう。
不毛であり、生産的でも建設的でもありません。
今日から、いいところを探すようにしましょう。
いいところを探すようにすると、元気が出ます。
「料理が得意」
「字がきれいに書ける」
「歌を歌うのがうまい」
「歴史なら誰にも負けない」
「計画を立てるのが上手」
仕事に役立つかどうかなんていいのです。
今は、自分のいいところを探しましょう。
いいところも探せば、必ず見つかります。
ダメなところは誰にでもあるように、いいところも誰にでもあります。
すると、意外にたくさんの強み・得意・魅力があることに気づくでしょう。
ちっぽけな自分にも、素晴らしい価値があることに気づきましょう。
「まだまだ自分は捨てたものではない」と思い、生き生きした活力がみなぎってくるのです。