視野を広げたいなら、日記を書いてみましょう。
日記を書くと、自分のことや1日の出来事を客観視できます。
その日の出来事を思い出したり、自分の言動を振り返ったりでき、上手に反省することができます。
私たちの日常は、何となく時が過ぎていきがちです。
「光陰矢の如し」という言葉があるように、時間が経つのは早い。
意識していないと、あっという間に時間が過ぎていきます。
日記を書くことで、いったん足を止め、丁寧に1日を振り返ることができます。
日記を書くことは自分と向き合う作業であるため、考えを整理したり正直な自分の気持ちに気づけたりします。
平凡な1日であっても、丁寧に振り返ってみると、それなりの出来事が点在しているものです。
道端で出会った猫、同僚からのお手伝い、街で見かけた花壇。
「かわいかったな」
「あのときは嬉しかった」
「美しい光景だったな」
大きな出来事はなくても、小さな出来事ならたくさんあるでしょう。
日記を通して細かく振り返ると、一つ一つの小さな出来事に目を向けることができ、しみじみした気持ちになれます。
時には反省点が得られることも少なくありません。
仕事中の出来事、友人からの言葉などなど。
「あのときこうしておけばよかった。次から改善しよう」
「あの一言には、こんな意味があったのかもしれない」
日記を通して1日を振り返ることで、心の解像度が上がり、気づきや学びが得られます。
反省が促されることで、視野の広がりに貢献するのです。
日記といえば「紙の日記」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、その限りではありません。
もちろんデジタルであってもかまいません。
大切なのは日記を書くことであり、記録の媒体や方法は自由です。
アナログな紙の日記もよし。
スマホやパソコンを使ったデジタルな日記もよし。
それぞれに特徴があるので、自分に合った方法で日記を書いてみるといいでしょう。
一度にたくさん書かなければいけないと思っているなら誤解です。
文章量に決まりはありません。
いろいろあった1日であれば、気が済むまでたくさん書き、あまり書くことがあれば短く済ませればいい。
文章量にこだわらず、その日その日の出来事に合わせていきましょう。
日記は、ただの記録ではありません。
視野を広げるツールでもあるのです。