昼間からお酒を飲んでいる人を見かけることはありませんか。
食堂やレストランで見かけることもあるでしょう。
昼間からアルコールを提供しているお店は少なくありません。
昼間からお酒が飲めるカフェやバーも珍しいことではなくなりました。
グラス1杯ではなく、何杯も飲んでいるところを見かけることもあるかもしれません。
大きいグラスやジョッキで、がっつり飲んでいる人を見かけることもあるかもしれません。
あなたの身近でも、時折見かけることがあるのではないでしょうか。
そんな昼間からお酒を飲んでいる人に対して、快く思わない人がいます。
「こんな時間からお酒を飲むなんて」と考えていて「酒飲み」「アルコール依存」といった印象を持つ人もいるかもしれません。
「昼間から飲むのは堕落の象徴」と考える人もいるかもしれません。
たしかにお酒を飲むのは夜というケースが多いといえるでしょう。
だからといって、だらしないと決めつけるのは早計です。
その人は夜間勤務をしていて、ようやく仕事が終わったところかもしれません。
疲れている様子であれば、それだけ夜勤の仕事が大変だったのかもしれません。
仕事が終わった直後であれば、昼間であってもお酒を飲みたくなるのは普通のことでしょう。
月曜日の昼間から飲んでいるのは、月曜が休みの仕事をしている人なのかもしれません。
理髪店や美容院、博物館や美術館であれば、月曜が定休日というケースが一般的です。
水曜日の昼間から飲んでいるのは、水曜が休みの仕事をしている人なのかもしれません。
病院や不動産などの仕事であれば、水曜が休みというケースは珍しくありません。
そもそも昼間からお酒を飲んではいけないルールはありません。
もちろん仕事中にお酒を飲むのはNGですが、プライベートであれば、お酒はいつ飲んでも自由です。
相手の事情を知らないのに、見た印象だけで決めつけるのは良くありません。
先入観で物事を見ていると、思わぬ誤解を招きます。
昼間からお酒を飲んでいる人を見かけたら、いろいろな想像を膨らませてみることです。
相手の事情を察すれば、一概に「だらしない」とは言えなくなります。
「お疲れさまです」「安らぎのひとときですね」という一言のほうがぴったりということがあるのです。